この記事では、Linux(Debian)環境へのDockerインストールと初期設定手順をご紹介します。
この記事を読んで欲しい方
- Linux環境でDockerを利用したい方
前提条件
- Linux(Debian11,12)を利用していること
- 他ディストリビューションを利用している方は、公式手順を参考に読み替えてください
- Proxyを利用していないこと
参考情報
大まかな流れ
- 競合パッケージのアンインストール
- Dockerインストール
- 権限付与(一般ユーザのみ)
- 動作確認
詳細
以降の手順は、2024年8月時点のものです。
競合パッケージのアンインストール
OSにデフォルトでインストールされている、競合パッケージをアンインストールします。
※公式手順参照先:Uninstall old versions
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Dockerインストール
Dockerをインストールします。
※公式手順参照先:Install using the apt repository
リポジトリ設定
aptにDocker公式リポジトリを登録します。
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Dockerパッケージインストール
Dockerパッケージをインストールします。
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権限付与(一般ユーザのみ)
ログインしているユーザにDockerの操作権限を付与します。
root権限で操作している場合は不要です。
※公式手順参照先:Manage Docker as a non-root user
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動作確認
Docker公式イメージhello-world
で動作確認をします。
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長文ですが、下の方に以下のメッセージが出力されていれば成功です。
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動作確認用のhello-world
ということで出力内容を流し読みしてしまいがちですが、
出力の下の方にはhello-world
を実行した際の処理の流れや、
docker hub、docker docs(Get started)への案内が記載されていますので、
お時間のある方は読んでみると発見があるかと思います。
まとめ
本記事ではDockerをインストールする方法をご紹介しました。
VS Codeのdevcontainerなど発展性がありますので、別途ご紹介します。